インドの排ガス規制バーラト・ステージ6(BS6, Bharat stage emission standards)とは何か?

世界情勢

2020年から導入されるインドの排ガス規制の新たな段階

日本の10倍の人口をもつインドの大気汚染は世界で最も深刻なレベルにあり、大気汚染指数は北京よりもさらに高い。

2030年までに全車両を電気自動車とする目標も立てられている。

Bharat stage emission standardsと呼ばれる排ガスの大気汚染物質の規制があり、段階的に強化されてきており、2020年4月1日から新しい段階BS6に更新される(バーラト(Bharat)とはヒンディー語でインドを意味する)。

すべての新しく販売される車両はこの基準をクリアしなければならない。そのため、規制をクリアする自動車の輸出は各国の自動車産業にとって大きなビジネスチャンスである。

具体的には、従来のbs4に比べてCO(一酸化炭素)を約30%、NOx(窒素酸化物)を約85%減らすという厳しい規制となる。つまりbs5を飛び越えて前倒しに導入するわけである。

デリーではBS6の導入が前倒しになり、2020年4月ではなく、2018年4月に導入され、混乱が起こったという。

なぜインドは規制の強化をこれほど急ぐのか

これほどの急速な規制の強化を行うことができる一つの背景には、健康問題がある。規制を強化することで、呼吸器官や心血管疾患を減らすことにつながるからである。GDPの3%が健康問題で喪失したと算定されたとのことであり、コスト的な面でも釣り合いが取れると判断されたのだろう。

2000万台を超えるバイク市場

インドでは特に車よりもバイクの普及率が高く、2000万台を超える。またホンダは国内メーカーのヒーローに次いでシェア第二位であり、インドでもバイクの代名詞となっている。

ホンダには是非ともこれを期にビジネスチャンスを拡大し、地球環境への貢献をしてほしい。

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